カースティ流ローストチキン グレイヴィソース添え

このコーナーは、世界各国からお料理上手なゲストをお迎えして、
とっておきのレシピを教えていただくグローバル企画。
同じおいしいものを作れる、味わえる、確かな幸せでつながれる仲間を、
世界中にどんどん増やしていきますよ!

第6回

イギリス・湖水地方
祖父江カースティさんの

カースティ流ローストチキン グレイヴィソース添え




Profile
Mrs Kirstie Sobue



フリーランスの通訳・翻訳・コーディネーターとして活躍するカースティさん。ビジュアルアーティストである日本人のご主人と2人のお子さんとともにイギリス・湖水地方在住ですが、20年間の日本在住歴があり、日本語の実力はネイティブ並み、いやそれ以上! 現在、日本語教師の資格を取得するべく勉強中です。母方のおばあさまがフランス人で、お料理上手の家系育ちのためか料理の腕も素晴らしく、今回の来日時、DDCのゲストシェフとして特別レッスンをしていただきました。

材料(4~5人分)
鶏肉 1羽分(今回は約1㎏)
レモン 1個
フレッシュタイム 数枝
ベイリーフ 3枚
にんにく 2かけ
バター 25g
塩、こしょう 適量

●グレイヴィソース
鶏のレバー 50~100g
水 250ml
小麦粉 大さじ1
赤ワイン 100ml
しょうゆ 大さじ1
塩、こしょう 適量
水 750ml~1ℓ

作り方
1 鍋によく洗って半分に切ったレモンを入れ、つかるくらいの水を入れて火にかけ、沸騰したら取り出します(こうすることによって、ローストした時にレモンの皮に含まれているレモンオイルがしみ出しやすくなり、おいしい風味が肉につきます)。にんにくはスライスしておき、オーブンを180℃に温めておきます。


2 にんにくのスライスを、むね肉やもも肉の皮との間、また数か所切り込みを入れたところにはさみます。鶏のおなかにレモンとタイム、ベイリーフを詰めます。


3 たこ糸で写真の手順で鶏をしばり、足首のところで結んで全体の形を整えます。



☆こちらのムービーがさらにわかりやすいかもしれません!


4 オーブンの天板に、胸が下になるように鶏を置き、上になった背中の表面にバターを半量塗ります。塩、こしょうをたっぷり振ります。


5 オーブンに入れ、まずこの置き方で30~45分焼きます。焼けたら一度ひっくり返し、今度は背中を下にして、上になった表面に同様に残りのバターを塗り、塩、こしょうをふりかけてさらに30~45分焼きます。この間、何度かオーブンを開けて、天板にたまった焼き汁を表面にかけるとパリッとおいしく焼き上がります。焼き時間は鶏の大きさによって様子をみながら加減してください。


5 串などで刺してみて、透明な肉汁が出るようになったら焼き上がりです。オーブンから出して皿などに取り、アルミホイルをかけておいておきます。その間にオーブンの天板に残った焼き汁を使ってグレイヴィソースを作ります。


6 別の鍋に250mlの熱湯を沸かし、鶏のレバーをゆでて、ゆで汁もとっておきます。天板の焼き汁を脂を少し取り除いて鍋に移すか、天板をそのまま使い、小麦粉を振り入れて完全に混ざるまで撹拌します。


7 赤ワインとしょうゆを加え、レバーのゆで汁も加えて、火にかけます。レバーもフォークなどでつぶしてソースに加えます。様子を見ながら水を足して、全体が一体にまとまり、ちょうど良い濃さになるまで加熱し、塩、こしょうで味をととのえます。


8 でき上がったグレイヴィソースを添え、切り分けたローストチキンにかけていただきます。


Kirstie’s Advice
●最初に胸を下にして焼くのは、脂肪分の少ないむね肉に肉汁が落ちるようにして、ジューシーに焼き上げるための裏ワザなんです。ぜひ試してみてね。
●レモンやハーブの風味をつけながら焼いた淡白なチキンに、レバーを入れたコクのあるグレイヴィソースがとっても合います。赤ワインとおしょうゆを入れるのが私のスペシャリテ。ひとつだけ注意してほしいのは、「チキンは少々冷めてもいいけど、グレイヴィは絶対に熱々で!」ということ。テーブルに出して少しぬるくなってしまったらそのままにしないで、必ずお鍋で温め直してくださいね。
●ローストチキンを食べ終わったら、骨をそのまま捨てるなんてもったいないことは絶対にしないでね(笑)。ひたひたになるくらいのお水を入れて、数時間ことこと煮るだけで、極上のスープができるよ。我が家はこのスープを使ってよくラーメンを作るけど、家族全員大好きで、あっという間になくなってしまいます。
●次回は、ローストチキンに添えるローストポテトと温野菜、もう1種類、ちょっとおもしろい、イギリスらしいソースがあるので、その作り方をお伝えしますね!

タグ: , ,

コメント(0)

コメントをどうぞ

You must be logged in to post a comment.